インストラクターブログ

火星探査機世界大会

前回担当したブログで火星探査機の学生世界大会についてお話ししましたが、先日アメリカで行われた本大会から帰国しました。今回は実際に行ってきた大会について書こうと思います。

大会では、模擬宇宙船のメンテナンス、物資運搬、生命探査、自律走行の4つのミッションが行われます。

わたしたちは1日目にメンテナンスと自律走行の2つのミッションに挑みました。これらはいずれも昨年度大会において、直前のトラブルにより思うように遂行できなかった因縁のミッションです。

メンテナンスミッションでは、ローバーに搭載されたロボットアームを操作し、引き出しの開閉やUSBの差し込みなど、様々な細かい作業の精度が競われます。今回は動かなかった機構もあり、すべてが完璧だったわけではありませんが、昨年の悔しさをバネに大きく点数を伸ばすことができました。

自律走行ミッションは、与えられたGPS座標へ操縦なしで走行し、その座標にあるマークの読み取りや物質検知などを行うミッションです。昨年はスタート地点からマークが見えず途方に暮れましたが、今年は現地でのGPS座標の取得もスムーズに行え、大きく進歩することができました。

いくつかの反省点を残しつつも、1日目のミッションを満足のいく形で終えることができました。しかし、2日目のミッションに向かう途中でアクシデントが発生し、私たちは以降のミッションを棄権せざるを得ない結果となってしまいました。

最終的な結果は、メンテナンスミッション4位、自律走行9位というものでした(全114チーム参加、上位38チームが決勝進出)。2回目の参加としては素晴らしい成績だと自負していますが、残されたミッションの結果次第では、さらに上位進出も視野に入っていただけに、チームとしては非常に悔しい結果となりました。

チーム一同帰国し、今は来年の大会に向けて再始動しています。今回の経験を糧に、さらに高みを目指して挑戦を続けていきます。

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大会中のローバー