こんにちは。学生スタッフのT.Sです。私は4月に書いたシンガポールでの国際会議に発表者として参加しました。今回はその様子を振り返りたいと思います。
国際会議の会場には多くの(日本人から見て)外国人がいました。
特に多かったのは中国語やインド語を話す人たちで、日本人はあまり見かけませんでした。
国際会議の期間中は毎日会場で昼食の提供があり、研究者同士がコミュニケーションをとっていました。
私は英語が得意ではないので同じ研究室の人たちと一緒にご飯を食べていたのですが、ある日、中国の人が日本語で私たちに話しかけてくれました。
その方は中国の大学で教授をしているのですが、日本で天ぷらが食べたいため、日本語を学習したそうです。
私が今自由に使える言語は日本語だけですが、コミュニケーションの機会を広げられると考えると、他言語を学ぶモチベーションになりました。
肝心の発表はあまりうまくいきませんでした。
私と同じセッションには有名な研究グループの発表があったため、会場はほとんど満員でした。
そのため、すぐに緊張してしまう私は緊張のあまり頭が真っ白になり、ただ原稿を読み上げる機械のようになってしまったのです。
幸か不幸か、質疑応答が時間の関係でなかったため、英語のリスニングで困ることはなかったのですが、うまくプレゼンをすることができなかったため、発表全体としては悔いが残る結果となってしまいました。
発表は微妙な結果となってしまったものの、シンガポールではいろいろな体験ができました。
私はこれまでに外国へ行った経験がなかったため、英語でやり取りをする経験がありませんでしたが、今回の滞在ではホテルのフロントのチェックインや、飲食店でのオーダーなど、簡単な英語でのコミュニケーションができたことは自信になりました。
これからも研究に励み、もう一度国際会議に挑戦したいと思います。