インストラクターブログ

桜咲く運河

こんにちは。学生スタッフのA.S.です。早いもので桜咲く運河の景色も二度目になりました(きっと四度目のときも同じ文章で始まるのでしょうね)。東京理科大学の看板の上に咲く桜を見ると、一年生の登校初日に大学生活に対する不安でいっぱいだったことを思い出しました。実はこのブログも二年生の新学期初日に書いているのですが、私には「ひさしぶり」と話せる友人ができたので、とても幸せなことだなと先ほど感じていました。

さて名目上は二年生になったわけですが、授業の難易度は相変わらずで(ということは少なからず成長できているわけなのでひとまず安心ですが)どうも二年生になった感じがしないのです。サークル活動に参加すれば少しは実感がわくのかもしれませんが、それ以前に「学年」の持つ意味合いが高校とは違うのかもしれません。高校では先輩という肩書がものを言いますが、大学ではそういった機会がなかなかありません。むしろ過去問や授業の分からないところの質問などで先駆者として頼ることが多かったです。もしかしたら協働する姿勢が求められる研究職を見据えた形態なのかもしれませんね。

ここからは数理科学科の話になるのですが、一年生には、大学から指定された単位を取得しなければ二年生になれないといった進級条件があります。入学前から様々な方から進級条件は厳しいという噂を聞いていましたが、実際は進級条件にかかわる必修科目は全て演習付きで、休み過ぎなければ達成できるという意外と易しいものでした。一方、二年生になると壁はありませんが、演習のやり方が変わったり時間が減ったりしています。つまり一年生で確立された「講義の直後に演習で復習する」といったサイクルが変化し、自主的な復習がより求められるようになるので、更に大変になりそうです。今まで以上に図書館を身近にして、わからない箇所をなくす意識が重要になると考えています。いずれにせよ、やることは変わらず……自分のペースで研究したいことに向かって頑張ります!

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花咲く運河