インストラクターブログ

水のふしぎを知ろう

こんにちは。学生スタッフ、電気電子情報工学専攻、修士2年のI.H.です。先日の7/21に利根運河交流館の水に関するイベントを行いました。この日は夏休み前でスタッフのほとんどが研究室の用事があったため、スタッフ二人でとにかく楽しんでもらおうと準備し、大盛況で終わったのでよかったです。

今年から新しく取り入れたプログラムとして、軽石と普通の石をコップに入れてどちらが浮くか観察するというプログラムがあります。軽石とは2021年の8月にニュースにもなったもので、海底火山が噴火する際にマグマが冷やされてできた水に浮かぶ石のことです。水に浮かぶという性質上、船の運航に邪魔になってしまうので、処理を行うために東京理科大学でも軽石について調査を行っていました。調査を行っていた教授がいる研究室に所属していたスタッフの先輩が卒業展示として当館に寄贈してくれました。わざわざ沖縄まで取りに行ったようです。当館で展示されている軽石は普段から触ることのできる展示ですが、水に浮かべる機会はなかなかないので皆さん貴重な体験ができたと喜んでいました。

みなさん大変興味を持ってイベントに参加してくれていたのでこちらも嬉しくなりました。展示の宣伝にもなり、とても良い教室になったと思います。

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軽石と石