インストラクターブログ

プログラミング教室

こんにちは。電気工学専攻修士1年のH.I.です。1月まで行事がたくさんあり、とても忙しかったのですが、それがようやく治ってきて研究に集中できるようになりました。修論や学会発表に向けて中たるみせずに研究を頑張って、大村智博士のような偉大な研究者になりたいです。

先日、1月26日になるほど科学体験館でプログラミング教室が開催されました。福田第一小学校の5年生の皆さんが参加してくれました。この時期、大学生は皆テストや卒論、修論で忙しくありますが、なるほど科学体験館のスタッフを卒業した修士2年の先輩方の協力もあり、なんとか予定の日にプログラミング教室を開くことができました。なんと、そのプログラミング講師として僕が抜擢されました!前からやってみたかったので嬉しい限りです。楽しみではあったのですが、僕はかなり緊張してしまうタイプなので、「みんなにわかってもらえるような授業ができるのか?」、「理科大生である僕がみんなの元気なテンションについていけるのか?」など前日までかなり悩んでいました。しかし、当日に実際に授業を行ってみると、みんな素直な子達で、笑いながら楽しんでくれたのでよかったです。

授業の内容としては、IoT製品(インターネットと繋げることができる家電など)を、プログラミングすることで作ることができる「MESH」という教材を使ってプログラミングを体感してもらおうという内容の授業でした。最近、電気代が値上がりしているので今回は、「家から出た時に、もしも電気がつきっぱなしだったら、スマートフォンに連絡を入れる」という仕組みを自力でプログラミングしてもらいました。最初はちょっと難しいかなと思っていましたが、皆タブレットの使い方に慣れているおかげか、スムーズに授業を進めることができました。授業が終わった後に、自由にプログラミングをしてもらう時間を設けたところ、自由な発想で面白いものをたくさん作ってくれました。MESHの音が鳴る機能や光る機能を使って、パーティーを再現したプログラミングや、部屋を賑やかにして寂しくないようにするプログラミング、授業の内容にいろいろな色に光る機能を足すことで電気がつきっぱなしなのをもっと気付きやすくしたプログラミング、などの音や光を使った大人では思いつかないような、視覚や聴覚に刺激を与えてくれるプログラミングが多くて面白かったです。

福田第一小学校の皆さん、寒い中来ていただきありがとうございました。初めて講師役を担当したので色々と怪しい部分もたくさんあったと思いますが、プログラミングとはどういうものなのかを少しでも掴んでもらえたら嬉しいです。


プログラミング教室の風景