インストラクターブログ

研究活動について ーM1の秋

こんにちは。学生スタッフのL.J.です。理工学研究科物理学専攻に所属して、天体物理学を研究しています。この二日間気温が急降下し、秋に突入したことを肌で感じています。昨年末にブログを書いてからあっという間に一年が経過し、研究生活は大きく変化しています。

私は原始中性子星の冷却(PNSC)を研究テーマにしています。去年度まではニュートリノの反応を計算するコードを調べていましたが、今年はやっとPNSCのコード開発を始めることができました。古いバージョンのFortranで書かれたコードの解読、コードに関連する論文やシェルスクリプトの勉学など、多くの困難があり時間がいくらあっても足りないと感じています。特に辛いと思うことは、計算結果を整理・可視化することに時間を取られて、研究が計画通りに進まないことです。

しかし、今月開催された天文学会に参加し素晴らしい発表を聞いたことで、この分野で重要視される部分がわかり、研究のモチベーションを取り戻すことができました。後期からは、ここまでの反省を活かしてリベンジしていきます。


日本天文学会