インストラクターブログ

科学コミュニケーションとは

はじめまして、学生スタッフのY.T.です。私はなるほど館のスタッフで数少ない生物系で、応用生物科学専攻の修士2年生です。

さて、修士2年生で初投稿?と思われた方もいるかもしれません。今回は私がなるほど館スタッフになった理由をお話ししようと思います。

「科学コミュニケーター」という職業をご存じでしょうか。科学や研究の面白さを一般の方に伝えたり、一般の方の疑問や要望を研究者に伝えたりして、科学と社会のつながりを生み出す職業です。私は大学で研究をするうちに、研究の面白さと重要性をもっと社会に知ってもらいたいと思い、科学コミュニケーターとして働きたいと考えるようになりました。しかし、どんな能力が必要なのか、具体的な仕事の内容など分からないことばかりでした。そんなときに、なるほど館の運営は科学コミュニケーターの方がしているらしい、ということを聞きつけ、学生スタッフとして勤務させてもらうことになりました。

はじめて若干2ヶ月ですが、自分の面白いと感じたことを分かりやすく伝える能力や、専門知識のない方にとっても興味深く、かつ先端研究にもつながる展示や企画の運営など、科学コミュニケーターに必要な資質能力が分かってきました。これから知識の幅やコミュニケーション能力を向上させて、将来、科学と社会をつなげられる人材になりたいと思います。

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分子模型を説明する様子