インストラクターブログ

春の訪れ

花の盛りもあわただしく去り、いよいよ春も深まってまいりました。

はじめまして、この度初投稿するにあたり筆を執らせていただきました。大学院生となります学生スタッフのK.A.です。この場をお借りして皆様にご挨拶をさせていただきます。私は今春、理工学研究科 電気工学専攻へ進学し、晴れて大学院生となります。私が通う東京理科大学は6年一貫教育コース(3年+3年教育)が導入しており、学部4年と修士2年間を研究に費やしています。大学院では学部生時から取り組んでいる「太陽電池モジュールの異常検知システムの開発」と題した研究に取り組む所存であります。

世界では「脱炭素社会」を目指そうという取り組みが進められています。世界中で最も電力を供給している火力発電は二酸化炭素を多く排出することから、火力発電に代わる新たなエネルギー源の研究が注目されています。

数ある代替エネルギーの中でも太陽光発電は電力会社のみならず企業や家庭が参入できることから注目されています。しかし太陽電池はとてもデリケートなものであり、使用していると徐々に劣化が進行します。劣化が進むと発電効率の低下や破損、発火といった事故につながる可能性があります。発電できる電力のロスを防ぎ、重大な事故を未然に防ぐためにも研究に励みます。

tv
入口から見たなるほど科学体験館