インストラクターブログ

プログラミング教室

こんにちは。電気工学専攻修士2年のA.H.です。修士論文審査会も無事終了し、卒業式を残すのみとなりました。なるほど館での業務も、このブログを書いている日で終了です。少し切ない気持ちではありますが、最後まで頑張ろうと思います。

先日、福田第一小学校の皆さんにご来館いただき、プログラミング教室を開催しました。今回はIoTブロックの「MESH」とタブレットを使って、小学生の皆さんにプログラミングを体験してもらいました。明るさセンサーや人感センサーなどを駆使して、照明の消し忘れを教えてくれる仕組みを作ろう!という内容です。

プログラミングはタブレットを用いて行ったのですが、普段から使い慣れているのか、サクサク取り扱いを習得していました。MESHの使い方を理解するために練習を2つ行い、その後、照明の消し忘れを教えてくれる仕組みを自力で作ってもらいました。最後には自由にプログラムを作る時間を設けました。皆さん自由な発想で楽しそうにプログラミングをしているのが印象的でした。

後日、プログラミング教室のお礼のお手紙をいただきました。福田第一小学校の皆さん、ありがとうございます。お手紙をもらう機会など本当に少ないので、非常にうれしい気持ちです。せっかくなので、お手紙でいただいた感想をいくつか紹介します。 ・プログラミングで作った機能が自分の身近にあることを知り、もっと学んでみたいと思いました。
・実際にプログラミングをしてみて、色々な考えが出て面白かったです。
・プログラマーになりたいという自分の夢を叶えたいと強く思いました。
・プログラミングは難しいものだとおもっていたけれど、教えてもらったらすごくわかりやすく、簡単にできました。

などなど、他にも沢山の感想をいただきました。中でも、「面白かった」「学んだことをこれから活かしていきたい」などの感想が多かったです。「人を察知すると通知がくるものは生き物でも察知するのかなと疑問に思いました。」という質問がありましたが、今回の仕組みでは人以外でも察知するようになっています。人だけを察知するように工夫してみるのもいいですね。例えば、通る生き物の背の高さや重さ、体温などを感知できれば人かどうかを判断できるかもしれません。個人的には、プログラミングの楽しさはそういった工夫を考え、試行錯誤するところにあると思っています。興味があればぜひ、自由な発想で考え、作って検証するということをしてみてください。きっと楽しいと思います。

自分も手探り状態から始めたプログラミング教室でしたが、皆さんに楽しんでいただけたようで一安心です。小学生の皆さんにとって、プログラミングはますます身近になっていくと思いますが、今回のイベントが興味をもつひとつのきっかけになれば幸いです。

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プログラミング教室の様子