お久しぶり、理工学部物理学科のL.J.です。なるほど科学体験館を再開するとともに、4年生として卒業研究を真剣に取り組む時期にも入り込みました。
私は超新星爆発や超新星ニュートリノの研究を行われている研究室に所属しています。
超新星とは8倍の太陽質量を上回る質量を持つ恒星の最期に起こる爆発現象です。
ニュートリノという素粒子がその現象に強く関連し、爆発した後中心部に残す高温の原始中性子星がニュートリノを放つことによって冷やしていきます。
計算機を駆使する理論的なアプローチをするために、その第一歩として他の研究者が開発したニュートリノの反応率を計算するオープンソースを読むことから始めました。
ただし、天文と素粒子の基礎知識が足りないことを実感しているほか、オープンソース自体がFortranという書き慣れないプログラミング言語で記述されています。
今まで研究活動がバタバタしている感じでしたが、コードや本を通じて、やっとFortranの勉学は一段落がつきました。
卒業まで僅かな数か月しかない焦りを持ちつつ、引き続き頑張りたいと思います。