インストラクターブログ

コロナ対策 その1

~適度な運動~

コロナウイルスで卒業式のなくなった化学科のI.K.と行きたいライブに行けなくなった応用生物科学化のT.S.です。

文科省はわずかでも症状があれば外出を控えること、規模の大小に関わらず風通しの悪い空間で人と人が至近距離で会話する場所にできるだけ行かないこと[1]とありますがずっと家にいるのも大変です。そこで感染リスクの少ない運動[2]を紹介したいと思います。

お勧めしたいのは散歩です。元気がいっぱいの時は散歩をお勧めします。気温的にも歩きやすく開放空間で至近距離で接触することも少ないです。さらに散歩で運動する時「日にあたる」ことに良いことがあります。それは紫外線によって皮膚でビタミンDが作られることです。ビタミンDは骨や筋肉の成長や代謝、免疫等にかかわってきます[3]。このビタミンDは昼ごろなら30分程度顔や手足を日にさらせば十分な量生成されるそうです[4]。

理科大の近くには運河や理窓公園といった自然を観察できる開放空間がたくさんあります。運河は全長8kmほどですし、川に沿って歩いてみるとモグラの穴や鳥も観察できます、理窓公園では小さいお花を色んな種類見ることができます。この機会に図鑑片手にお散歩コースを開拓してみるのはいかがでしょうか。


以下のサイトを参考にしました。
[1] 文部科学省,新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について 「新型コロナウイルス感染症対策のための小学校,中学校,高等学校及び特別支援学校等における一斉臨時休業中の児童生徒の外出について(3月4日時点)」,2020年3月12日参照

[2] 広島県,新型コロナウイルス感染症のよくあるご質問,外出について,2020年3月12日参照

[3] 榊利之(2015),代謝研究に基づくビタミンD作用メカニズムの再考,生化学Vol.87 No.4 pp.438-444,日本生化学会,2020年3月12日参照

[4] 東京慈恵会医科大学付属柏病院,ビタミンDの基礎知識(がんとの関連)第2版,2020年3月12日参照

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運河の川沿い