資料館スタッフブログ

ノーベルトーク

こんにちは。近代科学資料館スタッフのK.K.です。

10月24日に野田のなるほど科学体験館にお手伝いに行ってきました。そこで、イベントにも参加させていただくことになりました。

いったい何をするのだろうと覗いてみると、なんと、ノーベル化学賞の解説を行うというではありませんか!今回のノーベル化学賞に関連する研究について、近い分野を専門とされている博士の方がお話ししてくださるとのこと。

私自身、資料館でアルバイトをしていると、ノーベル賞関連展示の内容について解説を求められることがあります。しかし、専門的な内容をわかりやすく説明するというのは、なかなか難しいものです。そんな中、専門家がどのように解説するのかを間近で見られる機会は、そうそうありません。

イベントには子供たちも多く参加していました。そのため、博士の方も初めから丁寧に説明してくださり、専門的な内容でありながら、とてもわかりやすいお話でした。私にとっては、研究内容そのものを学べたことはもちろん、どのような順序で説明すれば、相手に理解してもらえるのか、という点が非常に勉強になりました。

イベント終了後には、博士の方に個人的な質問もさせていただきました。どのような実験操作を行うのか、合成された分子をどのように判別するのかなど、よく分かっていなかった部分を丁寧に解説してもらいました。お忙しい中、本当にありがとうございました。

今回の経験を通じて「ああ、理学部でよかったな」と感じました。ノーベル賞の研究を理解し、面白いと思える。そして、その研究に近い専門家から、じきじきに解説を聞くことができる。これこそ、理学部で学ぶことの醍醐味ではないでしょうか。

150
ピリミジン-5-カルバルデヒドの模型