資料館スタッフブログ

オープンキャンパスという対話

皆様こんにちは。近代科学資料館学生スタッフの I.M.です。最近は暑さもピークの頃に比べれば少し控えめで、過ごしやすい日が増えてきました。高校の先生が「暑い日も寒い日も勉強日和だ」と言っていたのを、ふと思い出します。

さて、学内は今オープンキャンパスの準備で慌ただしくなっています。私は経営学部国際デザイン経営学科、通称 IDM のブースで管理者を務めており、学生の作品のほか、学科の教授を紹介する模造紙や、一年次を過ごす長万部キャンパスでの生活をまとめた模造紙を用意しているところです。夏季休業に入ってなお学生が机を並べて模造紙に文字を書き込んでいるのも、この大学らしい光景なのかもしれません。

ところで皆様は、進学先を決めるとき何を手がかりにされたでしょうか。カリキュラムや入試の情報は、その気になれば紙の上でいくらでも集まります。それでも最後に効いてくるのは、活字では掴みきれない「雰囲気」のようなものだったのではないでしょうか。

私の場合、決め手になったのは在学生や教授陣との会話でした。ここで学ぶ人がどんな表情で何を話すのか、それが分かった瞬間に自分の中の大学像が書き換わったのを覚えています。そして今度は、私が問われて答える側に回ります。準備をしながら思うのは、変わるのは訪れる側だけではないということです。「なぜこの学科を選んだのですか」と尋ねられるたび、自分を今一度見直す過程を踏み、如何に伝えるか考えさせられます。あれは案内ではなく、対話なのでしょう。

以前このブログで、資料館もまた展示を通じて時代を跨いで知識が交流する「対話の場」なのかもしれない、と書きました。展示は、その前で自分自身や誰かと言葉を交わしたときに初めて意味を持ち始める。それは何十年前でも、この夏でも変わらないのではないでしょうか。

暑さが緩んだとはいえ、皆様もどうぞご自愛ください。

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紹介ポスターの一部