皆さまごきげんよう、学生スタッフのT.Hです。2026年3月5日に葛飾キャンパスにて開催された「ノーベル賞受賞10周年記念:大村智博士肖像画お披露目式」に学生スタッフとして参加しました。自分は普段、資料館の大村記念展示を担当することが多く、写真とは毎日のように顔を合わせているため、実際にお会いした際も緊張せずリラックスして望めました。
式典終了後に学生との対談という貴重な機会を頂きお話を聞くことができたのですが、その中で大村先生は『努力』『競争』という言葉を繰り返しお話されていました。特に研究という分野において学会で先に発表しなければ努力は無駄であるという話は大村先生のストイックさを体現するような言葉だと感じ感銘を受けました。
私にとって勉強とは「自分自身との闘い」であり、内面的な努力の積み重ねによって成果が得られるものと考えていました。しかし、勉強から研究へと価値観が移り変わっていくことで、いかに優れた成果を得たとしても、それを他者より先に発表しなければ学術的価値として認められないという厳然たる現実があり、研究はむしろスポーツ競技に近い性質を有していて他者との相対的な競争の中で初めて意味を持つのだと痛感しました。