こんにちは、 資料館学生スタッフのS.H.です。現在、NHKの連続テレビ小説で『ばけばけ』が放送されているのは、ご存じでしょうか?恥ずかしながら私は名前だけ知っているだけで見たことはありませんでした。ですが、学芸員の方から教えていただいたのですが、この近代科学資料館もばけばけの舞台とつながりがあるらしいのです。
ばけばけは小説家の小泉セツ、八雲(ラフカディオ・ハーン)夫妻をモデルとしていて、今、ドラマの舞台は熊本へと移っています。この熊本で八雲は第五高等学校(熊本大学の前身)に勤め、教授として教鞭をとっていたのですが、その八雲の良き理解者であったのが、東京理科大学の創設者の一人、櫻井房記だったそうです。櫻井は、数学と物理学そしてフランス語を教えていたそうで、その後、第五高等学校の教頭を経て、校長にもなります。かの夏目漱石が第五高等学校に赴任してきたのは櫻井が教頭を勤めていたときで、漱石にイギリス留学を薦めたのは櫻井です。
近代科学資料館では、その櫻井房記が使用していたフランス語の物理学の教科書、彼が編纂し東京物理学校で出版した教科書、彼の講義を受けた生徒が書いた講義ノートのデジタル版などが展示されています。ぜひ訪れてみてください。
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