こんにちは!近代科学資料館学生スタッフのT.Y.です。
当館には数多くの貴重な蓄音機が展示されています。これらの蓄音機はただの展示品では なく、動作する歴史的な品です。そのため、これらを最適な状態に保つためには、定期的な メンテナンスが不可欠です。私はそのメンテナンス作業に偶然立ち会うことができました。 作業は、伝統的な技術を駆使しながらも、肉眼では見られない細かな傷やレコードの回転に 問題がないかを確認する際に赤外線など最新の道具が用いられるという、過去と現在が融 合したような光景でした。この光景から、伝統的なメンテナンス手法が時代と共に進化して いることを強く感じました。古くから伝わる技術が現代の技術と組み合わさり、どういった 新たな価値を生み出しているのかを目の当たりにすることは、今までなかった体験であっ たためとても刺激的でした。
立ち会ったこの経験は、私にとっても学びが多いものでした。 歴史を守り、未来につなげる重要性を改めて実感し、これからもこの貴重な学びを活かして いきたいと思います。