資料館スタッフブログ

期末テスト

こんにちは,近代科学資料館学生スタッフのT.Yです.理科大では1月の中旬から1月末にかけて,後期の到達度評価試験(期末試験)がありました.私は現在3年生で,また来年度からの研究室配属では3年生までの成績が見られることもあり,試験勉強をある程度余裕をもって行っていました.

今このブログを書いているのは丁度期末テストが終わって1週間程度経ったぐらいでしょうか.正直に言うと,あまり試験の出来は芳しくありませんでした.名前がかっこいいという理由で「宇宙物理学」という科目を履修していたのですが,特にこの宇宙物理学の試験があまりにも不出来でした.この科目は主に宇宙空間がビッグバン以降,時間発展によりどのように変化してきたか,宇宙はなぜ大規模構造と呼ばれる星の分布に疎密がある構造を形成したのか等を学ぶものです.内容は大変面白かったと思います.しかし試験問題は確かに授業中に取り扱っていたものでしたが,その計算量の多さから試験時間内に解き終えることができなかったのです.

試験は大きく問題が3つありました.問題用紙が配られた時点では,「勉強したところが出ているから大丈夫だな」と思い,試験が開始しても焦らずに丁寧に解いていきました.途中で2つ目の問題で少し計算に違和感があったので,どこか間違っていないかじっくり考えていました.暫く悩んでいると,先生が「あと10分です.」とアナウンスしました.予想以上に時間が経っていたことに驚いてしまい,私は途端に頭が真っ白になってしまいました.自分でも読めるか分からないくらいの汚い字でしたが,とにかく残りの10分で頭にあるもの全てを,大急ぎで解答用紙に書き出しました.しかし,3つ目の問題は計算量が多かったこともあり,残念なことに試験は答案を書いている途中で終了してしまったのです.

それ以降,宇宙物理学のテストを思い出す度に「たぶん単位を落とすことはないだろう.」と毎日自分を慰めています.皆さんも試験のときは時間配分にしっかり気を付けましょう.

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宇宙の構造形成の方程式