資料館スタッフブログ

みらい研究室

お久しぶりです、突然寒くなって風邪気味のT.Yです.近代科学資料館で働き始めてもう半年になるでしょうか。資料館でのアルバイトは充実しており、楽しく頑張っています。

今回は「みらい研」が開催されている中での、いつもと違った近代科学資料館の姿をお話ししたいと思います。10月9日に東京理科大学神楽坂キャンパスでは「みらい研究室」という学生団体が子供たちへの科学啓発を目的に、学内サークルの理科大生たちが実験や展示を披露する企画「科学へのトビラ」がありました。その盛況ぶりは凄まじく、日曜日にも関わらずたくさんの人がキャンパス内を闊歩していました。

その日は特別に近代科学資料館も開館しており、私たち学生スタッフも2人、資料館にいたのですが、しばらくすると「みらい研」が開催されている方面から大勢の人々が資料館に向かってくるのでした(というのも、今回だけは予約制ではなく誰でも入れるようになっていたそうです)。驚いた私たちはすぐさまアンケート用のQRを入り口の前に設置して、来館者の対応にあたりました。しかしその数ときたら!学生スタッフが2人しかいないこともあり、私たちはその数に圧倒され、ひたすら来館者の方々にQRの読み取りを催促することしかできませんでした。

嬉しいことに、来館者の中には、近代科学資料館の展示を非常に気に入られ、「面白い」とおっしゃられながら、ゆっくりと資料館を回られている方もいました。普段は予約制なので、大勢の人で賑わっている資料館の光景はとても新鮮なものに感じられました。

6号館からのルート
6号館からのルート