資料館スタッフブログ

待望の、パラメトロン展の図録完成

寒さも少し和らぎ、少し春の香りがする今日この頃ですがいかがお過ごしでしょうか?

最近あまりブログに登場していなかったM.Yです。
冬眠してたわけではなく、「パラメトロンとリレー計算機」の図録を整える作業を行っていたため、なかなかブログには顔を出せなかったのです(-_-;)(とてつもない言い訳感)

「パラメトロンとリレー計算機」は、
当館にて去年10月28日~12月1日まで企画展として行っていたものでありコンピュータの歴史を「リレー」「真空管」「パラメトロン」という『素子』の変遷を見ていくことで、コンピュータの進化やそこに秘められた人間味のあるドラマを読み解いていくというものでした。   
 つまりは、コンピュータを『素子』という観点から見るという、とてつもなく興味深いものであったのです。

そして、企画展をまとめた冊子が図録であり、今回僕は図録の作成に関わることができたのです。
図録というのは特別なものです。
企画展を資料館の歴史に刻み、協力関係者の方々に感謝の気持ちを包み、何よりも少しでも興味を持ってくださった来館者の皆様に思い出を届けるという重要なお仕事です。

その特別な思いを持ちつつ、今回ついに図録、完成いたしました。
おまたせいたしました、待っていてくださった皆様ぜひ手に取ってくださいませ。
我らが東京理科大学近代科学資料館一同、これ以上にない図録をご提供します!

        
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パラメトロンとリレー計算機
企画展ポスター