資料館スタッフブログ

ガンバレ受験生

こんにちは、理学部第一部物理学科4年のH.F.です。資料館スタッフとして勤め始めて早2年、理科大に入学して4年目の受験シーズンが近づき、月日の流れを感じてはやや感傷的になっている今日この頃です。けれどそれも束の間、締切迫る卒業論文に追われることとなりそうです。

卒業論文は4年間の勉学と研究の集大成と言われます。私の学科の場合、4年生になると研究室に所属し、研究をした課程と結果を論文としてまとめます。私は物理教材を使用した科学館での科学コミュニケーションのより効果的な方法について実践を通して研究しました。

この4年間を振り返ると、研究の外でも、資料館スタッフをはじめ、5~6か所の科学館で科学コミュニケーションの現場に携わってきました。高校生の頃から科学館で働いてみたいと考えていたので、その点で理科大は最適な環境でした。理科大での生活は忙しく大変なこともありましたが、本当に良い4年間になりました。卒業後は、国立大の大学院で物理史の研究をし、当館のような科学技術史を取り扱っている博物館や事業に携わっていきたいです。今、一番やりたいことを見つけることができたことに、大きな充足感を感じています。

大学受験は大学生活に移るための“通過点”ではありますが、それをより楽しむためのウォーミングアップとも言えると思います。受験生の皆さんがその後の自信になるくらい最高のウォーミングアップができるよう、影ながら応援しています!そんな思いを込めて、入り口前のボードを描いてみました。リフレッシュにでも、当館に遊びに来てくれたら嬉しいです。

        
jyuken
いつでもウェルカム!