資料館スタッフブログ

フェライト

おはようございます!!このブログを見に来てくれてありがとうございます。

はじめまして、東京理科大学理学部第2部物理科のU.K.と申します。私は、9月から近代科学資料館でアルバイトを始めました。 資料館の方々にタイガー計算機の使い方や、パネルの使い方を優しく教えていただき感謝の気持ちでいっぱいです。

今回の企画展の準備ではパラメトロン計算機のデモ用部品を作ったりもしました。 銅線をドーナツ型のフェライトに30巻き、巻くだけなのですが、巻き数が29や28になっているものもあり、 数え間違いも多く、フェライトに巻く作業より検品作業の方が大変でした。これが計算機の部品になるなんてすごいなと思いました。 パラメトロン計算機ではこのドーナツ型のフェライトに銅線を30巻きしたものに電流を流すことにより、一定の周波数を作ることを利用します。

今は裏方の仕事をしていますが、今後は先輩方のように解説までしっかりできるようになりたいと思っています。

kinentaika
パラメトロン研修の様子