こんにちは、出戻りのY.S.です。
今回は樫尾俊雄発明記念館についてお話したいと思います。10 月12 日に世田谷区にある樫尾俊雄発明記念館に行ってきました!記念館は閑静な住宅街にあり、外装もとても趣のある建物でした。
もともとは樫尾俊雄さんとご家族が生活されていたご自宅を俊雄さんの遺言で記念館にされたそうで、館内のステンドグラスや自動ドアの動作調節など俊雄さんやご家族の生活風景が伺えるような場面がたくさんありました。
館内には小型純電気式計算機「14-A」や世界初のパーソナル電子計算機「CASIO MINI(カシオミニ)」、カシオ計算機(CASIO)が発売した音響機器や時計などが展示されており、時代とともに変化していくニーズに合わせて進化していく製品を見ることができました。
見学していて特に印象に残ったことは実際に動いている「14-A」を見たことと、様々な組み合わせの腕時計製品です。
電化製品が進化している現代で、リレー計算機が計算している風景を実際に見る機会はそうそうありません!!(この機会に恵まれて幸せです)現代のように打ち込めば無音で瞬時に答えが出るわけではなく、リレーの「パタパタ」と動く音や計算が終わるのを待つ数秒の間に、「ここから現代の電卓までの歴史が始まったんだなぁ」と感じました。
また、カシオ計算機はカレンダーや方位・温度・気圧計測機能などのついた腕時計を発売しており、1980 年代にはスマートウォッチの販売も行っていました。
(恥ずかしながらスマートウォッチは最近発明されたものだと思っておりました・・・)「G-SHOCKシリーズ」では担当社員が毎日ベランダから時計を落として時計が壊れないか確認したというお話を聞き、「自らが毎日行い、それでも壊れなかったから現在でも愛用されているんだな」と思いました。