資料館スタッフブログ

小倉先生直筆の手紙


こんにちは、T.M.です。お久しぶりです。学部4年となり履修科目も少なくなったので、理科大へは週1程度しか来ていません。え?卒業研究は?と思ったそこのあなた。もちろん研究室へは毎日通っておりますよ。実は私の所属している研究室は学内ではなく、和光市の理化学研究所にあります。そこでは宇宙観測衛星に搭載するためのX線偏光計の開発・研究を行っており、現在私もその補助に入りながら、放射線検出の基礎を学んでいます。これまで宇宙研究を目指して進路を選んできたので、ようやく軌道に乗ってきたように思います!さて、私の話はここらへんにして、企画展の話に移りますね!!

現在開催中の企画展「身近な数学―数学教育の100年―」ですが、足を運んでいただけましたか?まだの方は8月10日(土)まで開催しておりますのでぜひ!

大きく取り上げられているのは明治生まれの数学者、小倉金之助先生です。我々理科大生にとっては大先輩にあたります。企画展示室をめぐるとその生涯をじっくり辿ることができるのですが、何といっても見どころは、小倉先生直筆の手紙です。“直筆”です。中学時代の友人とのやり取りや、留学先のパリから奥さんに宛てて書かれたものなど、小倉先生の素の文章からは当時の様子がひしひしと伝わってきます・・・。かつて小倉先生の手元に実際にあったものを見られるのですから、これほど貴重なものはありませんよ!!  

皆さまのご来館を、資料館スタッフ一同お待ちしております!!    

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小倉先生直筆の手紙