はじめまして!この度、5月より近代資料館の学生スタッフになりました理学部二部数学科2年のI.C.です。
初々しさあふれる春も終わり、連日の暑さが夏の訪れをひしひしと感じさせてくれます。それはともあれ、私は先日、授業で「0」を習いました。えぇ、この数字の「0」は皆さんが何気なく毎日目にし、意図せずとも使っている「0」です。小学校で掛算を習ったとき、「0」は何の数を掛けても「0」なんだよ!どんなに大きな数を掛けても「0」なんだよ!と教わりませんでしたか?式にすると、a×0=0 (∀a∈R) となるのですが、これ、定められた決まり事ではなく、ちゃんとした証明が存在します!
このように日々当たり前だと思っていた算数が本当に正しいのか、なぜ当たり前に使っても大丈夫なのかを解明し、各理学分野の発展を陰ながら支えているのが数学なのです。
6月には「身近な数学」を題材とした企画展示を開催いたします!楽しい理学の世界を御来館していただく皆様に少しでも伝えられるよう、頑張っていきたいと思っております。まだまだ未熟者ではありますがどうぞよろしくお願いいたします!