資料館スタッフブログ

図録兼報告書製作奮闘記

今企画展が開催してから1ヶ月が過ぎました。10月はじめの企画展開催までの準備の慌ただしさがなつかしく感じるほど館内は静寂につつまれています。

ただ事務室はそうはいきません。企画展開催で安堵することもないまま図録製作の始まりです。展示物が多い本企画展では、もちろん図録のボリュームも増えます。学芸員1人と指の本数で数えられるほどの学生スタッフでは図録の製作には膨大な時間と労力がかかります。さらに開催期間はいつもより短期間のため作業は急ピッチ。そのためか事務室内はキーボードのカタカタ打つ音、マウスのカチッというクリック音だけが響くいつもの光景なのに「話しかけないでくれ」とでもいうかのようなオーラを感じさせています。私は、そんな事務室に戦々恐々とする日々でした。

ついに11/15に渾身の図録兼報告書が完成、企画展開催からちょうど1ヶ月後でした。図録は全44ページ、キャプションは50以上にわたる大ボリューム、ページのデザインにも凝った読み応えのある一冊になっています。ですが印刷会社様に入稿はしたのはいいもののまだ少々校正があるようで・・・。図録兼報告書製作奮闘記の終了はまだ先になりそうです。

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校正された図録兼報告書たち
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