2015年のノーベル医学・生理学賞に北里大学名誉教授大村智先生が受賞されました。大村先生は実は東京理科大学大学院修士課程を修了され、博士号を取得されています。
　受賞理由の寄生虫により引き起こされる感染症の治療の開発についてはニュースなどで多く目にする機会があると思うので割愛しますが、受賞後の会見で私が感銘を受けた言葉があるので紹介します。

「いろいろやりたいことはあると思うんですけども、なんて言うかな、これは絶対無理とか、これやると失敗するというのではなくて、そういうことはもうあれで、失敗してもいいからやってみようという気持ちが絶えず起こさせなきゃならない。成功した人は、あまり失敗を言わないんですよ。だけど、人よりか倍も3倍も失敗していると思いますよ、へましているはず。そういうことから成功のあれが出てくる。だから1、2回失敗したからといって、どうってことないよと言いたい。失敗を繰り返して、やりたいことをやりなさいということを言いたい。」

大村先生、おめでとうございます！