資料館スタッフブログ

当館学芸員の慌ただしい1日

今回はなかなかHPでは語られない当館学芸員のとある1日について紹介いたします。

それは風が強く嵐を感じさせるような日でした。朝、スタッフミーティングを終え事務室で作業を行っていると高校生団体の訪問。学芸員は企画展の解説をして団体を見送るとさっそうと事務仕事へ戻ります。それから、数十分たったところで中国の大学生達が学長とともにご来館。私たち学生に仕事を言いつけながら、スペシャルツアーを行い、さらに企画展監修の先生と展示打合せを行うとお昼の時間を過ぎていました。軽食を買って戻ると、計算機の歴史のTV取材の下見の立会いです。PC8001の動作確認している中、今度は微分解析機の修理を行うための先生方が来館され、、。「Sくん、今何時?」と尋ねられ、私は「15時半です。」と答えると、「ふふ、もう閉館間近ね」と笑い少し疲れた表情をみせながら軽食を食べ、微分解析機の修理場に戻っていきました。「アインシュタイン展」が始まり、いつも以上に慌ただしい1日をおくっていた学芸員の背中に私は敬礼をおくるのでした。

oneday

アインシュタイン展見学風景