資料館スタッフブログ

一般相対性理論

こんにちは!ついに後期授業が始まり現実へ戻らなければならない時が来てしまいました。中の人ことY.Yがしぶとく現実逃避しているなか、近代科学資料館では次の企画展「アインシュタイン展 一般相対性理論100年-アインシュタインの業績と人となり-」の準備が着々と進んでいます。今回は企画展の展示内容の1つでもある一般相対性理論について紹介していきます。

一般相対性理論とは主に時間と空間と重力についての理論で、1915年にアインシュタインによって提唱されました。この理論によると重力によって光が曲げられたり、質量のある物体の周りの空間が歪み、時間の流れも変わるなどの不思議な現象が起こります。現在のGPS衛星はこの一般相対性理論に基づいて時間補正を行っています。今回の企画展ではアインシュタインが提唱した一般相対性理論の原稿(レプリカ)を展示し、全国物理コンテストで出題されたGPS衛星の時間補正の問題に挑戦するコーナーなどを設ける予定です。

相対性理論について興味がある方だけではなく、苦手な方でも私達学生スタッフが<頑張って>分かりやすく楽しく解説しますので、是非アインシュタイン展へお越しください。

ippan

展示中の『一般相対性理論』(初版)の原稿