ここ最近、より一層寒くなりつらい日々が続いておりますがいかがお過ごしですか。こちら近代科学資料館はたくさんの方々に楽しんでいただいた企画展『古代文化財の謎をとく』の片づけで大忙しです。師走という言葉がありますように12月は本当に忙しいですね。

そんな中で、もしかしたら皆さんが忘れているのではないかと思いまして企画展だけではなく、常設展も素晴らしいということを伝えたいと思います。まず、第一に世界のそろばんと日本のそろばんの展示です。ここには、そろばんのもとになったといわれている算木や商売の上で必要に応じて進化した独特の形のそろばんがあり見ていて飽きません。

次にタイガー計算器です。本館では実際にタイガー計算器を扱うことができ、小学生から高校生さらには大人の方まで存分に楽しんでいただいております。

他にも、日本の第一世代から第三世代までの商業用コンピューターや蓄音器、真空管ラジオ、アップル社製のコンピューターやパソコン、計算尺など。皆さんが興味を持っていただけるものが必ず何点かあるはずです。近代科学資料館における「私のお気に入り」となる展示品を探しにいらしてみてはいかがですか。