梅雨も明けて夏の暑さになってきましたね。夏といえば海、山、そして資料館です。企画展も絶賛公開中ですので是非ご来館ください。

さて今日は、6月に開催された、東京理科大学サイエンスフェア「みらい研究室～科学へのトビラ～」通称『みらい研』の報告です。

みらい研とは、小・中・高校生に実験・体験を通じて科学や技術の楽しみを知ってもらうため、お台場の日本科学未来館で毎年開催されている学生主催のイベントです。今回も資料館をはじめ様々な部活やサークルが参加しました。

資料館はタイガー計算器の体験を行いました。実際に体験していただくことで、古き良き計算技術のすばらしさ、そして現在の計算機への進化を実感してもらえたと思います。たくさんの人に足を運んでいただき、大盛況でした。より多くの人に体験していただくため、足し算、引き算といった簡単な計算までしかできませんでしたが、興味を持っていただけた方は、他にかけ算、割り算、連乗計算など、資料館でいつでも体験できるので、是非遊びに来てください。

近年「理系離れ」が問題になっていますが、このイベントを通じて、子供たちが少しでも科学に興味を持ってもらえたならいいな思います。当日は正直疲れましたが、達成感の方が大きかったです。来年も積極的に参加したいです。