資料館スタッフブログ

一般教養

こんにちは。大分ご無沙汰です。皆さんは元気にしていたでしょうか?私はそれなりに元気です。気が付けば、資料館学生スタッフの中では、唯一の4回生で、最年長になり、なんだか複雑な気持ちです。こんなことを言うのも、おこがましいですが、少し年齢を重ねたせいか、今自分のいる環境について、色々と考えるようになりました。

理科大生には、一般教養科目を大事にしない傾向があります。きっと、専門科目の単位が難しいので、それ以外で手間取りたくないという気持ちからだと思います。このことについて、幾つか思うところがあります。

まず、専門科目が優秀な人はすごいと思うのですが、日常で話していてもあまり面白くないということです。これは、僕がもともと(いわゆる)文系の人間だからかも知れませんが、やけに専門用語を使いたがって、勝手に話を完結させてしまうところや、専門以外のユーモアに欠けるところがあるからだと思います。

もう一つは、単位をとって卒業するだけでは、まるで就職予備校のようで、大学に通う意味が薄れていることです。この意味というのも曖昧で分かりにくいものですが、僕は大学でいい成績をとる以外のところにこそ、人間性を豊かにするものがあるのではないかと思っています。そうした基礎の上に専門知識がなければ、役に立たないものになってしまいます。

是非とも、理科大生には、一般教養も勉強して、豊かな大学生活を送ってほしいと思います。

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