センターについて

目的

 教育 DX推進センターは、ICTの活用、FD活動の推進等により、本学学生の学修支援及び教員の教育支援の充実を図るとともに、本学における教育 DXの推進により、効果的・効率的な教育活動による教育の質的転換の実現を図ることで、本学学生及び教員の学修・教育活動の変革、一層の深化及び好循環を生み出し、学修者本位の教育を実現することを目的としています。

概要

 教育DX推進センターは、上記の目的を達成することを目的に、2022年4月1日に新設されました。
 従来の教育開発センター(FDの全学推進組織)を発展的に改組する形で新設され、「FDの全学推進組織」、「教育DXの全学推進組織」としての役割を担います。
 教育DX推進センターにおける主な活動内容は以下のとおりです。

  1. 学生の学修支援に関すること。
  2. 教員の教育支援に関すること。
  3. 教育DXの推進に関すること。
  4. 教育効果の評価及び新たな教育方法の開発に関すること。
  5. その他本学の教育活動に関すること。

 また、センターの具体的な活動を検討するため、センターの下に「TL(Teaching&Learning)部門」、「DX(Digital Transformation)部門」の2つの部門を設置しています。
 TL部門では「1」、「2」のFDに関する具体的な活動を、DX部門では「3」、「4」の教育DXに関する具体的な活動を中心に検討することとしています。

センター長あいさつ

教育DX・FDの全学推進組織(センター設置の経緯と今後の展望)

教育DX推進センター長 滝本 宗宏

 教育DX推進センターは、教育DX・FDの全学推進組織として、2022年4月1日に新設しました。
 センター設置のきっかけとして、2020年の新型コロナウイルス感染症のパンデミック発生が挙げられます。これによって、本学の教育はICT化からDXを念頭にした取組に加速度的に転換することが急務となりました。
 教育DXやウィズコロナ・ポストコロナを見据えた各種課題について、本学では2020年度から臨時のWGにおいて、その都度全学的に検討、推進を行ってきましたが、その中で、「全学的かつ恒常的な組織として、教育DXを牽引する組織の必要性」が浮き彫りになりました。
 そこで、従来の教育開発センター(FDの全学推進組織)に、「教育DXの全学推進組織」としての機能を追加する形で新設したセンターが、教育DX推進センターとなります。

 教育DX推進センターでは、これまでの教育開発センターで培ってきたFDに関する知見と、今回新たに加わる教育DXに関する知見を掛け合わせることで、学修効果・教育効果を最大化することを目指しています。
 FDについては、2007年度の教育開発センター設置以後、組織的に教育改善を推進する風土が醸成されている一方、各取組の更なる実質化やボトムアップ型のFDの更なる増加といった点が課題として挙がっています。こういった課題に対し、教育DXという新しく未知の課題への対応・変革が加わることによって、学修・教育活動に好循環を生み出し、学修者本位の教育を実現すること本センターには求められています。
 学修者本位の教育の実現に向けて、本センターはFD、教育DXがトップダウン、ボトムアップ双方において活性化するよう、各学部・研究科、教員個人と一丸となり、各種取組を推進する所存です。

組織

 教育DX推進センターは、教育支援機構のもとに設置されたFDと教育DXの全学推進組織です。センターには、FD活動の全学推進を主な機能とする「TL部門」と、教育DXの全学推進を主な機能とする「DX部門」の2つの部門を設置しています。
 両部門が有機的に関与することで効果的・効率的な教育活動による教育の質的転換を図り、学修者本位の教育の実現に向けた各種施策を検討します。

 委員会組織としては、教育DX推進センターに、「教育DX推進センター委員会DX部門分科会」と「教育DX推進センター委員会TL部門分科会」を置き、その下に上記活動に係る具体的事項を実施するため、次の小委員会を設けています。

教育DX推進センター委員会DX部門分科会

  1. 教育DX推進小委員会(新たな教育手法の開発 等)
  2. 教学IR小委員会(本学教育活動に係る情報の収集、分析 等)

教育DX推進センター委員会TL部門分科会

  1. 学修支援小委員会(学生の学修支援)
  2. 教育支援小委員会(学部・学科等を対象とした教育支援)
  3. 教授方法支援小委員会(教員を対象とした教育支援)

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