2024.03.21
ローズ精油を利用したトマトの害虫防御技術を開発
~害虫抵抗性を高めるだけでなく、天敵の誘引作用も~
研究の要旨とポイント ローズ精油がトマトの葉の防御遺伝子の発現量を増加させ、害虫抵抗性を向上させることを明らかにしました。 圃場での実験からは、ローズ精油で土壌を処理すると、害虫による食害が54.5%にまで減少すること…
2023.12.25
有村 源一郎教授の研究成果が読売新聞に掲載
先進工学部 生命システム工学科 有村 源一郎教授の研究成果が読売新聞に掲載されました。 記事では、有村教授による研究成果として、ミントが放つ強い香りが植物の免疫力を高め、害虫の天敵を惹きつけることが紹介されています。有村教授は「植物が出す香…
2023.05.31
有村 源一郎教授らの共同研究が『日刊工業新聞』他に掲載
掲載:2023年02月28日 更新:2023年05月31日 先進工学部 生命システム工学科 有村 源一郎教授らの共同研究が『日刊工業新聞』他に掲載されました。 本研究にて、強い抗酸化活性が知られる植物色素「ベタレイン」の遺伝子を導入したトマ…
2023.02.16
植物色素ベタレイン生合成遺伝子を導入したトマトが、優れた抗炎症作用を示すことを発見
~代謝工学による新たな健康食品の開発・製造に期待~
研究の要旨とポイント 天然着色料(ビートレッド)として食品に利用されるベタレインには、強い抗酸化活性があることが知られています。 遺伝子組換え技術により、ベタレインを可食部に蓄積するトマトおよびジャガイモを作出し、特に、ベタレイン産生トマト…
2022.03.14
本学教員が2021年度長瀬研究振興賞を受賞
本学教員が2021年度長瀬研究振興賞を受賞しました。 受賞者 先進工学部 生命システム工学科 教授 有村 源一郎 受賞題目 植物の臭覚システムと免疫活性化機能の解明 内容 研究テーマに関する振興賞 受賞日 2021年4月23日 ■ 公益財団…
2022.03.10
被食者の匂いに応答した植物の防御反応発現メカニズムを解明
~植物間コミュニケーションによる害虫抵抗性の向上機構の一端が明らかに~被食者の匂いに応答した植物の防御反応発現メカニズムを解明
研究の要旨とポイント 食害を受けた近隣植物の匂いを受容した未被害植物は、害虫に対する抵抗性を高めることが知られていますが、そのメカニズムの詳細は未だ不明です。 本研究では、この抵抗性の発現において鍵となる匂いを受容した植物における防御遺伝子…