News&Topics

 

【開催報告】Bootcamp3(2日目)(10/11)

実施報告 2026/10/11

2026年10月10日(土)から12日(月・祝)にかけて、愛知県名古屋市にて「Bootcamp3」を開催しました。
本プログラムにおいて、各チームがこれまで構想・準備を重ねてきたパラボリックフライト実験に挑む重要なステージです。

2日目は、いよいよパラボリックフライト実験当日です。天候にも恵まれ、雲一つない晴天のもと、絶好のフライト日和となりました。

朝7時半ごろに宿泊先のホテルを出発し、パラボリックフライトを実施する県営名古屋空港へ向かいました。
空港到着後は、フライトを担当するダイヤモンドエアサービス株式会社の方からオリエンテーションが行われ、フライトの概要や安全上の注意事項について説明を受けます。
パラボリックフライトでは、当日の気象状況に応じて太平洋側または日本海側の空域を使用しますが、この日は天候に恵まれたため、太平洋側の空域で実験を実施することとなりました。

その後、受講生は青色の搭乗服に着替え、航空機内の事前確認や安全教育の受講、フライトクルーの体調確認を行いました。さらに、当日の操縦を担当するパイロット2名を交えた飛行前ブリーフィング(飛行直前の事前説明)を受け、フライトに向けた最終準備を進めます。
そして、いよいよ搭乗の時。仲間たちに見送られながら、緊張した面持ちのフライトクルーは搭乗機へ向かい、無事に離陸しました。

地上で待機するグランドクルーは、フライトレーダーで航空機の様子を見守り、パラボリックフライト4階を終えた後、航空機のフライトクルーと衛星電話を繋ぎ、各チーム実験状況を報告しました。
フライトクルーからパラボリックフライトの楽しい様子が伝わり、グランドクルーは拍手と歓声で溢れます。

その後、無事にフライトを終え、地上に帰ってきたフライトクルーを全員でお出迎えし、記念撮影を行いました。

各チームのフライトクルー3名の感想は次のとおりです。

FluidX(μ1班)
「感動的な瞬間だった。将来は宇宙で医師として働きたいと考えており、こんなにも早い段階で無重力を体験できたことは大変貴重だった。フワッと浮いた瞬間、自分の夢に向かってまた一歩前進できたと感じた。途中、2Gの重力がかかる場面では少し酔いを感じたが、事前にいただいたアドバイスどおり腹筋に力を入れることで乗り切ることができ、とても良い経験となった。」

Dr.DEBRIS(μ2班)
「一度は無重力を経験してみたいと思っていたが、このような形で体験できるとは思っていなかった。非常に貴重な経験となった。宇宙医学に興味を持っており、これまで無重力環境が人体に与える影響について学んできたが、実際に体験したことで、さらに関心が深まった。」

みずあみ(μ3班)
「最初は緊張していたが、初めて無重力になった瞬間は非常に感動した。一瞬、実験装置の操作を忘れてしまいそうになるほどだった。今回の貴重な経験を、今後の進路や将来に活かしていきたい。」

フライト後は撤収作業を行うとともに、ダイヤモンドエアサービス株式会社のご厚意により、工場見学の機会もいただきました。
実際の機体について詳しい解説を交えながら見学を行い、こちらも受講生にとって大変貴重な学びの機会となりました。

その後は宿泊先に戻り、機内で撮影した動画の確認や実験結果の分析に取り組みました。

ダイヤモンドエアサービス株式会社の皆様、本当にありがとうございました。

▼飛行前ブリーフィング         ▼衛星電話を待つグランドクルー
 

▼飛行前の最終準備              ▼フライトクルーの航空機への搭乗
 

▼宿泊先でのグループワーク(結果分析)    ▼機体前の記念撮影
 

※「宇宙教育プログラム」は、宇宙分野を先導する次世代の人材を育成する、東京理科大学が実施する教育プログラムです。今期(2024~2026年度)のテーマは「ビジネス×宇宙」。小型人工衛星や宇宙旅行など、民間の宇宙利用が急速に発展するなかで、宇宙産業界では将来の宇宙進出に向けた技術開発・教育・旅行・観光などのビジネスが活性化しています。プログラムではこのようなビジネスを「宇宙志向ビジネス」と呼び、宇宙志向ビジネスを牽引する人材、さらにはこのような人材を育成する教育者・指導者を育成することを目的に、高校生と大学生メンターを対象とした教育プログラムを実施します。

※本プログラムは、文部科学省の地球観測技術等調査研究委託事業(宇宙航空科学技術推進委託費)「宇宙志向ビジネスを先導する人材を育てるBootcamp in 大分」により実施するプログラムです。