実施報告 2017/10/01
10月1日(日)に本学神楽坂キャンパスにおいて、平成29年度宇宙教育プログラム体験実習(CANSAT実習)報告会を実施しました。
CANSAT実習は、6月より受講生(大学生・高校生)を5つのグループに分けて、それぞれのグループで投下実験のミッションデザイン、システムを含めた各種設計、実験機器の実装を行い、9月16日(土)、17日(日)に野田キャンパスで投下実験を行いました。
当日の報告会では、各グループの受講生がCANSAT実習で行った実験内容とその結果を報告し、質疑応答が行われました。
報告内容は、受講生、聴講者、本学関係者によって、CANSATに特化したルーブリックによる評価を行い、最優秀のグループを後日表彰いたします。
【CANSATとは】
CANSATは、小型衛星模擬モデルを人の両手で持てるほどのサイズに縮小し、落下実験等を行い、所定のミッションを行うものです。CANSATでは、宇宙関係のミッションで必要とされるミッションデザイン、システム設計、ハードウエア及びソフトウエア設計・実装、検証、実験に至る一連の流れを通じて、宇宙ミッションのエッセンスを実践的に修得することができます。
また、午後からは受講生のみで、1月に実施するパラボリックフライト実験についてのディスカッションを行いました。今後、2回のディスカッションを行い、実験の準備を進めて参ります。
本プログラムは、講義、講演のうちの一部について、聴講者を募集しております。
詳細は、宇宙教育プログラムのHPをご覧ください。
宇宙教育プログラム:https://www.tus.ac.jp/uc/
※宇宙教育プログラムは、文部科学省による平成29年度地球観測技術等調査研究委託事業により、実施するプログラムです。
※本学で実施する宇宙教育プログラムは、宇宙飛行士の向井 千秋特任副学長を研究代表者とし、「本物の知識」「本物の技術」「本物の体験」「本物との交流」を軸として、大学生、高校生を主な対象とし、講義、講演、体験実習を通じて知識と技術を修得すること、及び宇宙関連施設の訪問、微小重力実験等の本物体験を実施します。