「ゴールから逆算して解を見出すという、理系的な論理思考は、今の仕事でも、非常に役に立っています」
山田さんは、生命保険や金融プロフェッショナルが集まった独立したグローバル組織Million Dollar Round Table(MDRT)の会員だ。そして、2021年度は、この世界トップクラスのメンバーのみで構成されたMDRTの中において、さらに厳しい基準をクリアした会員だけに与えられる最高位のTop of the Table(TOT)会員に認定された。これは、日本の保険外交員約125※万人の中で、わずか0.01%に値する驚異的な成績だ。山田さんが、圧倒的な信頼を集める理由はどこにあるのか。

「保険外交員といっても保険商品を売ることだけが仕事ではありません。就職や結婚、出産、子の教育、資産形成、遺産相続など、私たちはお客さまのプライベートな部分に深く踏み込むことになります。だからこそ大切なのが信頼関係。お客さまが描いている「想い」を大切にしながら、幸せな人生のためのライフプランを全力でサポートしています。例えば、情報を必要とするお客さまには、可能な限りの情報を集めてお渡ししたり、優れた人材を求めている経営者の方がいれば、自分のネットワークの中から良い人をご紹介したり、時には企業からの資金繰りなどのご相談に乗ったりと、それぞれのお客さまに有益な価値を提供し、お客さまを成功させ続けることを信念としています」。
人に教えること、人に感謝されることが好きだという山田さんは、今も忙しい時間の合間にビジネスセミナーに参加したり、分野外の専門知識を身に付けたりと、自己研鑽を怠らない。それも、すべてはお客さまのため。お客さまからのあらゆる要望に応えられる自分でいるためだという。
山田さんは、大学時代は理工学部に所属。土木工学を専攻し、構造解析を学んでいたそうだ。「学業の傍ら、アルバイトにも懸命でしたね。あの頃、多様な人や価値観に触れることで、視野が大きく広がったと思います。また、ゴールから逆算して解を見出すという、理系的な論理思考は、今の仕事でも、非常に役に立っています」。売上も肩書きも、世界最高レベルの保険営業マンは、常にお客さまの幸せを考え行動するGIVEの精神にあふれた頼もしい情熱家だった。
※生命保険協会「2020年版生命保険の動向」より
