第23回FDセミナー及び2018年度AP成果発表会開催報告(3/6)

2019.03.11

 2019年3月6日(水)に「東京理科大学教育開発センター 第23回FDセミナー及び2018年度AP成果発表会」を開催しました。

 今回は2部構成とし、第1部のFDセミナーでは、佐伯ICT活用教育推進小委員会委員長よりAP事業をふまえた本学における教育改革について紹介した後、昨年度に引き続き、本学のAPアドバイザーの関西大学森朋子先生より授業デザイン(既存の授業を効果的・効率的にアクティブ・ラーニング化するための助言)のサポートを受けた学内教員2名(教育支援機構教職教育センター 井藤 元 准教授、理工学部電気電子情報工学科 片山 昇 講師)より、各15分間、アクティブ・ラーニング化に向けた取組紹介を行いました。
 第2部の2018年度AP成果発表会では、学生視点でのAP事業検証報告として、3名の学生より、授業収録配信システム及び学修ポートフォリオシステムを実際に利用した所感や、改善要望等の報告を行いました。
また、AP事業活動事例紹介として、授業収録配信システムについて2名(理学部第二部化学科 木村 力 講師、工学部建築学科 倉渕 隆 教授)、学修ポートフォリオシステムについて2名(薬学部薬学科 斎藤 顕宜 教授、理工学部物理学科 福元 好志 准教授)より、それぞれ10分程度で説明を行いました。

<概要>
テ ー マ: 「授業のアクティブ・ラーニング化の推進に向けた実践報告」
日  時: 2019年3月6日(水)9時〜11時35分
場  所: 神楽坂キャンパス 1号館17階 記念講堂
内  容: 開会挨拶  岡村 総一郎 教育開発センター長
      閉会挨拶  渡辺 雄貴 教育開発センターアドミッション小委員会委員長
参 加 者:  115人(教員66人、事務職員12人、学生3人、学外者34人)

アンケート結果(抜粋):
(本セミナーを受講して良かったと思われる点)
・具体的な活動報告で参考になった。教員取組みの具体的事例と、多面的評価が参考になる。
・学生からの生の声が聞けたのが非常に良い。改善要望も大変参考になった。やはり、視点がちょっと違う気がして、新鮮だった。

(本セミナーをよりよいものとするために改善すべき点)
・大変良い事例が多くあったので、1つ1つの時間が短かった。
・内容を絞っていただいた方が認識が深まるように思われる。
・野田・葛飾へ同時中継してほしい。

(セミナーの内容・進行に関する意見、FDセミナーへの要望等)
・学期前の今の時期が、次のセメスターに活かすことができる。
・教育にどの程度のリソース、コストをかけるか。特に限られたお金、人間、各教員の時間をどう配分するのか。の議論を全教職員で議論すべき時期ではないのか、と思う。