第31回FDセミナー開催報告(3/11)
「試験以外の成績評価方法(多様な評価、形成的評価)を再考する ~2022年度授業に向けて~」と題し、
2022年3月11日(金)に「東京理科大学教育開発センター 第31回FDセミナー」を開催しました。
井手本康副学長による開会挨拶後、教育支援機構長から「2022年度授業の実施方針について」の報告、渡辺雄貴教授からテーマⅠ「2021年度授業の成績評価を振り返って」、話題提供「試験以外の成績評価方法(多様な評価、形成的評価)について」、テーマⅡ「2022年度授業の成績評価【講義科目を中心に】に向けて」について説明があり、参加者は各テーマ毎にグループに分かれて意見交換後、自身の意見をまとめました。
最後に、各グループの意見交換内容を全体共有し、教育開発センター長による閉会挨拶にて締めくくりました。
<概要>
テ ー マ: 試験以外の成績評価方法(多様な評価、形成的評価)を再考する ~2022年度授業に向けて~
日 時: 2022年3月11日(金)10時00分〜11時45分
開催方法: 遠隔(Zoom)によるオンライン開催
内 容:開会挨拶 井手本 康 副学長
2022年度授業の実施方針について 井手本 康 教育支援機構長
グループワーク 渡辺 雄貴 教育支援機構 教職教育センター教授(教育評価小委員会委員長)
閉会挨拶 井手本 康 教育開発センター長
参 加 者: 104人(教員94人、博士課程学生3名、事務職員7人)
アンケート結果(抜粋):
(本セミナーを受講して良かったと思われる点)
・多様な評価方法をどのように組み合わせるか、「多様な観点からの評価(多面的な評価)」をどのように実施す
るか、履修者数が多い場合にグループワークをどのように評価するかに関して、具体的な評価方法・基準や、各評価方法に付随するリスク管理(公平性の担保等)の部分を含めて知ることができた。学生による相互評価(ピアレビュー)の方法についても、今後、工夫していきたい。授業の到達目標等に照らしつつ、多様な評価方法を取り入れたい。
・皆さんの状況が共有できたので、孤立感が解消され、新たな試みの意欲が湧いた。
・フォーラムの活用。相互評価という授業改善のヒントを得られた。
(本セミナーをよりよいものとするために改善すべき点)
・ワークシートをその場で書かせる試みは良かったが、時間が足りなかったと思った。ディスカッションの後に休憩時間(記入時間)などを設けるなどしないと無言の時間が続くのも対応しづらく感じました
・話題提供を充実させてほしい。成功例、失敗例、など色々知りたい。
・他学科の根本的立場の違いに立脚する要素は参考になる(今回で言えば、薬学部は講義内容に関する外部審査な
ど、拘束が厳しいなど)。そういった個別の事情を反映した話があると、知見が広がると思う。
(セミナーの内容・進行に関する意見、FDセミナーへの要望等)
・事前の資料配布で心づもりができてよかったと思います。また、1回目のグループワークは比較的自由に意見交
換ができて、よい導入だったと思います
・「書記が報告」から「全員が(少しずつ)報告」になったのは、よかったです。
・グループワークも専門の違う教員間での議論だったので学びが多くありました。ありがとうございます。
※当日の動画・資料はLETUS(学内者限定)から閲覧できます。
https://letus.ed.tus.ac.jp/course/view.php?id=11176
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