「新任教員向けFDプログラム～理論をもとに授業設計を考える～」と題し、2024年7月22日（月）に「第38回FDセミナー」を開催しました。
　今回は、主に新任教員を対象として、着任早期から本学教員として教育を実践するうえで身に付けるべき事項を修得することを目的に、動画視聴と対面セミナーを組み合わせた反転授業形式で開催しました。
　滝本センター長による開会挨拶、渡辺教授から趣旨説明の後、参加者は3、4人ずつのグループに分かれディスカッションを行い、最後に井手本副学長による閉会挨拶にて締めくくりました。

＜概要＞
テ ー マ ：　新任教員向けFDプログラム ～理論をもとに授業設計を考える～
日　　時：　2024年7月22日（月） 13:00～14:30
場　　所：　神楽坂キャンパス　1号館17階大会議室
内　　容：　開会挨拶　滝本 宗宏 教育DX推進センター長（創域理工学部 情報計算科学科 教授）
　　　　　　趣旨説明　渡辺 雄貴 教育DX推進センター TL部門長（教育支援機構 教職教育センター 教授）
　　　　　　閉会挨拶　井手本 康 副学長
対 象 者：　 着任初年度の全新任教員／前年度未受講の全教員
参 加 者：　 63名

アンケート結果（抜粋）：
（本セミナーを受講して良かったと思われる点）
・事前の準備（アクティビティ）が明示されていたので、当日では質の高いディスカッションができた。
・他の先生の講義の手法を知ることができ、自身の講義をよりよくできる改善点を得られた。
・普段知り合えない他学部、他学科の先生方とお話できた。普段知ることのできない、他の先生方の講義内容について伺えた。
・シラバスや授業の作り方について今まで自己流でしていたところが見直せてよかった。

（本セミナーをよりよいものとするために改善すべき点）
・事前準備（ワークシート記入と動画視聴）を実施した時期から、対面セミナーまで2か月以上期間が空いたため、事前準備の内容を忘れてしまっている点があった。
・担当授業やシラバスの作成権利の無い参加者に対する配慮がされていない。
・講義形式の授業だけでなく、学生実験などの実習形式の授業についてもう少し有意義な議論ができると良かった。

（セミナーの内容・進行に関する意見、FDセミナーへの要望等）
・多くの場合、助教は初めて教員になるケースがあることから、助教に対しては別の枠組みでセミナーを開催してほしいと感じた。
・講義と実験では、授業計画がかなり異なるのでセミナーを別にしてもよいかと思う。