教学IR小委員会の活動

GPAを用いた入学後の学力追跡調査

 入学試験結果と入学後の学力追跡調査の結果から、入学方式別(A 方式、B方式、指定校推薦等)に卒業時(4年生まで)のGPAを比較・検証し、また初年次の成績と卒業時のGPAとの関連の分析を行いました。

 その結果、全ての学科で入学試験の成績と卒業時のGPAには顕著な関連がないのに対し、1年終了時のGPAと卒業時の GPA には高い正の相関がありました。入学試験においてボーダーライン上で合格した学生でも、1年次をうまく滑りだせれば、最終的に優秀な成績で卒業できることがデータによって示され、初年次教育の重要性が改めて示されました。

各種集計結果の分析・評価

 各種集計結果の分析・評価を実施することで、本学における現状の把握、現状を踏まえた改善策の検討に活用しています。
 具体的には、各種アンケート間の相関分析や、GPAと学修ポートフォリオシステム・各種アンケートとの相関分析などを実施しています。