2025.01.08
西山千春教授の研究成果がDESSAに掲載
先進工学部 生命システム工学科 西山 千春教授の研究成果に関する記事が、アレルギーコミュニティ DESSAに掲載されました。 西山教授らの研究グループは、約40種類の食品由来物質を対象にRALDH2発現誘導活性の比較を行い、ポリフェノールの…
2024.12.16
抗炎症免疫応答に寄与するRALDH2の発現を促す食品由来物質を同定
~免疫疾患の新たな予防法開発につながる成果~
研究の要旨とポイント 樹状細胞はRALDH2によるレチノイン酸の合成を介して、過剰な免疫反応を抑える制御性T細胞の誘導を促進することから、腸管免疫系において重要な役割を果たしています。 今回、ポリフェノールの一種であるケンフェロールが、RA…
2024.05.07
腸内乳酸菌による脂肪酸代謝産物が抗炎症作用を示し炎症性腸疾患を緩和することを明らかに
~食用油に由来する成分の効能を遺伝子、細胞、個体レベルで解析~
研究の要旨とポイント 免疫細胞の一種である樹状細胞(*1)は病原体由来成分に応答して活性化しますが、過度に活性化した場合、炎症性疾患や自己免疫疾患につながることが知られています。 腸内乳酸菌Lactobacillus plan…
2024.03.15
西山 千春教授の研究成果に関するインタビューがWebメディア「Wellulu」に掲載
先進工学部 生命システム工学科 西山 千春教授の研究成果に関するインタビューが、ウェルビーイングに特化したWebメディア「Wellulu」に掲載されました。 腸内細菌が食物繊維を発酵させる過程で生成される短鎖脂肪酸は、さまざまな健康効果を持…
2024.02.01
短鎖脂肪酸がアレルギーを抑制する作用機構を解明
~アレルギーに対する食物繊維の有効性を分子レベルで実証~
研究の要旨とポイント 腸内細菌によって食物繊維から生成される短鎖脂肪酸は、免疫調節機能を有し、アレルギー反応を抑制することが知られていますが、その作用機構については未解明のままでした。 短鎖脂肪酸がマスト細胞を介してアレルギー抑制作用を発揮…
2023.11.27
第96回日本生化学会大会において本学大学院生が若手優秀発表賞を受賞
第96回日本生化学会大会において本学大学院生が若手優秀発表賞を受賞しました。 受賞者 先進工学研究科 生命システム工学専攻 修士課程2年 南川 夏己 指導教員 先進工学部 生命システム工学科 教授 西山 千春 受賞題目 炎症性腸疾患の病態形…