2024.10.24
植物における匂い(VOC)の作用と認識メカニズムに迫る
~環境にやさしく持続可能な農業・園芸技術の実現に大きく貢献~
研究の要旨とポイント 匂い(揮発性有機化合物〔VOC, *1〕)は、植物の防御反応の活性化をはじめとしたさまざまな植物間コミュニケーション(トーキングプランツ、*2)に関与しています。 植物には動物のような嗅覚器…
2024.08.02
有村 源一郎教授の学術論文がInternational Journal of Molecular Sciences誌においてTop View Papers of IJMS in 2023に選出
先進工学部 生命システム工学科 有村 源一郎教授の学術論文が、International Journal of Molecular Sciences誌においてTop View Papers of IJMS in 2023に選出されました。 …
2024.05.15
抗炎症・抗肥満作用を有するメントール誘導体を開発
〜脂質代謝制御因子に作用、メントールとは異なる機序で炎症を抑制〜
研究の要旨とポイント がんや高⾎圧、肥満の予防、免疫力の向上などに効果のある天然成分のニーズは極めて高く、ミントの香気成分であるメントールは抗炎症薬として古くから用いられています。 今回、メントールにアミノ酸を結合させることで、メントールよ…
2024.03.21
ローズ精油を利用したトマトの害虫防御技術を開発
~害虫抵抗性を高めるだけでなく、天敵の誘引作用も~
研究の要旨とポイント ローズ精油がトマトの葉の防御遺伝子の発現量を増加させ、害虫抵抗性を向上させることを明らかにしました。 圃場での実験からは、ローズ精油で土壌を処理すると、害虫による食害が54.5%にまで減少することが実証さ…
2023.12.25
有村 源一郎教授の研究成果が読売新聞に掲載
先進工学部 生命システム工学科 有村 源一郎教授の研究成果が読売新聞に掲載されました。 記事では、有村教授による研究成果として、ミントが放つ強い香りが植物の免疫力を高め、害虫の天敵を惹きつけることが紹介されています。有村教授は「植物が出す香…
2023.05.31
有村 源一郎教授らの共同研究が『日刊工業新聞』他に掲載
掲載:2023年02月28日 更新:2023年05月31日 先進工学部 生命システム工学科 有村 源一郎教授らの共同研究が『日刊工業新聞』他に掲載されました。 本研究にて、強い抗酸化活性が知られる植物色素「ベタレイン」の遺伝子を導入したトマ…