「株式会社Genomyl」が2025年1月16日付で設立され、東京理科大学発スタートアップ企業として認定されました。
同社は、東京理科大学 創域理工学部生命生物科学科 前澤創准教授の研究成果を広く社会還元すべく設立されました。
同社は、独自に開発したRNA-seq法による遺伝子発現解析技術を基盤とした、遺伝子発現解析の受託サービスを提供します。また、エピゲノム解析との統合解析や研究コンサルティングを通じて、生命科学研究や創薬開発などの活動を支援・推進します。
私たちの体を構成する細胞の状態は、遺伝子の発現(ON/OFFや強弱)の組み合わせによって決まります。また、遺伝子の発現を制御する仕組みをエピジェネティクスと呼び、その情報の集まりがエピゲノムです。遺伝子発現量やその制御機構を知ることは、生命科学研究のみならず、疾患の診断・治療の向上、個別化医療の推進、農業や環境保護の改善など、多岐にわたる分野において重要です。
しかし、次世代シーケンス技術を用いた遺伝子発現解析やエピゲノム解析は、解析のコストや難易度の面でハードルが高いのが現状です。当社サービスを通じて、気軽に遺伝子発現解析やエピゲノム解析を利用できる環境を構築し、幅広い産業分野の発展に貢献します。
【企業概要】
会社名 | 株式会社Genomyl(ジェノミル) |
ホームページ | (準備中) |
設立 | 2025年1月16日 |
本社所在地 | 〒102-0071 東京都千代田区富士見一丁目3番11号 富士見デュープレックスB’s 4F |
取締役 | 前澤 創 |
取締役 | 加藤 有宣 |
事業内容 | 遺伝子発現およびエピゲノム解析の受託解析、シングルセル遺伝子発現解析の受託解析 |