東京理科大学赤十字奉仕団CoCoLoは、50年以上も続いているボランティアサークルです。日本赤十字社と連携して献血の呼び込み活動をしたり、赤十字社が行う炊き出しに参加をすることもあります。また、独自に、さまざまな活動も展開しています。老人ホームで職員の方のお手伝いやお年寄りの方と楽しい時間を過ごす活動。同世代の車椅子に乗っている方とレクをしたり、お出かけをしての交流。児童養護施設を訪問して子どもたちとの触れ合い。知的障がいを持っている方とともに過ごしたり、ご飯を食べての交流。知的障がいを持っている子どもたちと遊ぶ活動。さらには、いろいろな街での清掃にも取り組んでいます。活動の性質上、お年寄りや障がいを持った方に異変が起きたときの対処法など必要な知識を学ぶ勉強会を開いたり、さらには、赤十字社のセミナーに定期的に参加して、献血や救助、防災などについての知識を深めています。それぞれの活動では、他大学のボランティアサークルと共同で行うことも多く、交流の輪は広がり続けています。
人や街の役に立ちたいという思いを持っている人は、たくさんいると思います。しかし、それを実際に行動に移すのは大変なことです。そういう学生が一歩、足を踏み出すためのきっかけに、このサークルがなれたらいいと思います。普段の活動で大切にしているのは、楽しんで取り組むことです。楽しむことでいつまでも続けていくことができる。続けていくことで、活動に携わる一人ひとりの心の中に障がいを理解する気持ちが生まれ、偏見などもなくなっていき、多様な価値観が育っていく。そういう流れができていくことを東京理科大学赤十字奉仕団CoCoLoは目指し続けています。また、清掃活動などでは、街や海や山がきれいになるだけでなく、学生たちが活動をする姿を見てもらうことで、それを見た人の中にゴミを捨てないという意識が芽生えていくことが理想です。さらには、セミナーなどを通して、災害や緊急時に役立つ知識を学生が身につければ、卒業後、社会でしっかりと役立つ知識を広めることになっていくはずです。
■
主な活動内容
教育であり、研究であり、学内外が交流する活動でもある。
新しい領域を創造するための創域の芽プロジェクト。
『数理科学科ダブルラボの発展』
創域理工学部 数理科学科 牛島 健夫 教授
創域理工学部 数理科学科 青木 宏樹 教授
創域理工学部 情報計算科学科 宮本 暢子 教授
『機電材料系学科・専攻を超えた学生間による企業研究』
創域理工学部 電気電子情報工学科
永田 肇 教授
『野田キャンパス理窓会記念自然公園における環境教育』
創域理工学部 経営システム工学科
伊髙 静 講師
2024年06月10日