※内容は「東京理科大学報」 vol.215 掲載時のものです。

お客さまが抱える経営課題に対し、
真摯に向き合い、企業の成長を支援したい。

お客さまの経営課題に対し、戦略の立案から実行支援まで、幅広いサービスとソリューションを提供する
アクセンチュア株式会社
通信・メディア・ハイテク本部

佐々木 蓮さん

アクセンチュア株式会社
通信・メディア・ハイテク本部
2015年3月東京理科大学 経営学部経営学科卒業。 2015年7月アクセンチュア 株式会社入社。通信・メディ ア・ハイテク本部に所属、 現在に至る。

「将来的には、やはり中小企業のコンサルティングにも挑戦してみたいです。社として取り組んでいる"プロボノ"(本業での専門性を生かしたボランティア)にも積極的に参加し、機会があれば、これまで仕事で培ってきた知見を中小企業向けに生かせたらと思っています」

 世界最大規模の外資系総合コンサルティングファーム「アクセンチュア」に勤める佐々木さんは、2015年に東京理科大学を卒業した。現在は、通信・メディア・ハイテク業界を担当する部門に所属。お客さまの経営課題に対し、戦略の立案から実行支援まで、幅広いサービスとソリューションを提供している。中でも、ビッグデータを扱う案件やデジタル技術を活用した新しいマーケティング方法などを提案する機会が多いそうで、お客さまから「一緒にいてくれてよかった」「佐々木さんがいるから大丈夫」という声をいただくことにやりがいを感じるという。「もともとは、祖父が中小企業の経営者だったこともあって、中小企業に関わる仕事がしたいと思い、就職活動に臨みました。数々の面接を受ける中で、一番ポジティブな反応をしてくれたのがこの会社でした。本来の業務とは少し離れた中小企業の話にも耳を傾け、決して否定をせず背中を押してくれる。そんな社風に惹かれて入社を決めました」。入社後も、上司・部下を問わず、率直に意見を言い合える『Think Straight,Talk Straight』の文化や、優秀な仲間たちと日々成長できる環境が心地良いという。

佐々木さんの仕事の必需品。 すぐに書き起こして相手と共有するという。

 そんな佐々木さんは、学生時代は経営戦略を専攻。卒業論文では、テキストマイニング手法を用いて、趣味の一眼レフカメラの流行変遷を追った。「学生時代に統計に触れられたことや、理科大ならではの数字にこだわる姿勢は、コンサルタントという仕事の基礎力としても今に生かされていると思います」。今後について尋ねると「将来的には、やはり中小企業のコンサルティングにも挑戦してみたいです。社として取り組んでいる〝プロボノ〞(本業での専門性を生かしたボランティア)にも積極的に参加し、機会があれば、これまで仕事で培ってきた知見を中小企業向けに生かせたらと思っています」。夢を持ち続けながら、生き生きと働く佐々木さんの姿は、とても眩しく輝いて見えた。