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ナガノ マサユキ
永野 正行  教授
東京理科大学 創域理工学部 建築学科
プロフィール | 研究シーズ | 研究室紹介 | 担当授業(32件)
レフェリー付学術論文(123件) | レフェリー付プロシーディングス(36件) | その他著作(289件) | 著書(33件) | 学会発表(189件)
グループ 環境、その他
その他 : 地震防災
研究・技術キーワード 地震工学、防災、超高層マンション、長周期地震動、地震動評価
研究・技術テーマ
  • 近年の地震被害を教訓とした都市防災の研究
  • 地震の発生から建物応答挙動までの3次元一貫解析システムの開発
  • 複雑な地盤の影響を考慮した構造物の耐震設計法の高度化
  • 長周期地震動の発生メカニズムと超高層建物の動的応答
  • 超高層マンションの地震時の揺れと被害
研究・技術内容 地震の際の建物の動きは、地盤が軟らかいか硬いかによって大きく影響されます。中でも地震動は地盤条件により大きく変化します。近年の観測記録でも、わずかな距離の違いで地震動の大きさが倍半分以上異なる場合が多く見られます。地盤の動きと建物の動きがお互いに干渉することによって、建物の基礎を単純に固定と考えたときの動きとは変わってきます。このように建物の耐震性は地盤の影響を大きく受けることになるため、地震国である我が国では、その影響を明らかにすることが重要となります。当研究室では、地盤の問題を中心に、地震の発生から建物応答挙動までを一貫とした耐震問題や振動問題に取り組んでおります。近年では建物の強震記録を利用したヘルスモニタリング、木造軸組み工法の制震補強、液状化地盤における杭基礎の耐震性能評価にも取り組んでおり、建物振動にかかわる問題を震源から建物室内被害まで一貫で評価することができる、国内の建築学科では数少ない研究室の一つです。
産業への利用
可能な産学連携形態 共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談および指導、国際的な産学連携への対応
具体的な産学連携形態内容 超高層集合住宅の耐震性能に関する総合的評価,ヘルスモニタリングと室内被害,木造軸組み工法の制震補強効果の振動台実験による検証,3次元地盤解析による長周期地震動評価
その他所属研究機関
所属研究室 永野研究室
所有研究装置
SDGs
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