Top


ノジマ マサシ
野島 雅  講師
東京理科大学 研究推進機構 総合研究院
プロフィール | 研究シーズ | 研究室紹介 | 担当授業(22件)
レフェリー付学術論文(57件) | レフェリー付プロシーディングス(2件) | その他著作(23件) | 著書(7件) | 学会発表(179件) | 特許(1件)
グループ バイオ、ナノテク・材料、環境
研究・技術キーワード イオンビーム、機器分析化学
研究・技術テーマ
  • 物質先導選択型の新しい材料製造プロセス
  • 新しい原理を用いた質量分析器でのイオン軌道シミュレーションとその評価
  • 炭素繊維材料の引張り強度に対する状態変化モニタリングに関する研究
研究・技術内容  本研究分野の一つは、材料製造プロセスにおけるイオンビーム形成において、元素選択を可能とします。元素選択が可能なイオンビーム形成は、任意の元素を含む溶液から電界スプレーイオン化(ESI)法によってイオン化し、目的とする元素を回転電場質量分析器(REF-MS)によって抽出することで達成します。目的とする元素を含むイオンビームは、イオン注入やイオンアシスト蒸着によって最終生成物質を形成し、物質上で特定の機能を発現することが可能です。  また、他方で炭素繊維材料の引張り強度に対する状態変化モニタリングに対応すべく走査型電子顕微鏡チャンバ内精密自走型ステージを改造することで、新規材料開発における新しい耐荷重性能評価法の開発を行っております。
産業への利用 ■知的財産権: 出願未公開(東京理科大学) ■今後の展開: 2022.04:元素選択条件におけるCo, Fe, Ni 系の強磁性体薄膜の形成 2022.09 :28Si, 29Si による同位体分離薄膜形成 2022.12 :イオンビーム加工断面の元素付加による表面改質 2023 以降 デジタルフィードバックによる元素選択三次元プリンターへの応用  本学における長年のものづくりの成果から生まれた技術です。今後の我が国の材料開発技術を優位に進めていくために、企業との共同研究に繋げられることを希望しています。
可能な産学連携形態 共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談および指導
具体的な産学連携形態内容 ■活用した公的資金事業等の名称: ①キオクシア(旧:東芝メモリ)奨励研究(2021年度) 『元素選択型・集束イオンビーム(FIB)の形成技術に関する研究』 ②東芝デバイス&ストレージ株式会社学術奨励制度(2021年度) 『静電スプレー堆積(ESD)法による機能薄膜の形成に関する研究』 ③公益財団法人 新素材情報財団助成制度 (2022年度) 『炭素繊維材料の引張り強度に対する状態変化モニタリングに関する研究』
その他所属研究機関 創域理工学研究科 先端化学専攻
所属研究室 総合研究院 野島研究室
所有研究装置 JST先端計測分析技術・機器開発プログラム採択課題プロトタイプ二号機、走査型電子顕微鏡(JEOL社 JSM-6500f)、デジタル顕微鏡(Keyence社 VHX1000)
SDGs
CLOSE