Building
a better future
with Science
長期ビジョン
「TUS VISION 150 Plus」
はじめに
東京理科大学の起源は、1881年に設立された「東京物理学講習所」にあります。この建学の精神である「理学の普及をもって国運発展の基礎とする -Building a better future with Science-」は、日本の発展において科学が果たす役割の重要性を深く見据え、若き21人の理学士たちが「東京物理学講習所」を創立するまでに注いだ情熱を礎として生まれました。この維持員の先生らの精神は、時代を超えて教職員が学生に対する教育・指導の熱意へと脈々と受け継がれ、在学生や卒業生、さらには広く東京理科大学に関わりある人々の深い誇りを形作ってきました。
そして、本学の教育研究理念である「自然・人間・社会とこれらの調和的発展のための科学技術の創造」に基づき、自然および生命現象の本質と原理を解明し、人類の叡智の進展に寄与することで、新たな技術やシステムを創出してきました。それらは、人類の活動の高度化と充実を実現するとともに、自然と人間が調和し、永続的に繁栄する社会の構築に貢献し続けています。
また、建学時から「実力を備えた学生のみを卒業させる」という実力主義の伝統を堅持し、確かな信念も受け継いでいます。その積み重ねによって、多くの有為な人材を日本の教育界、産業界、研究機関に輩出してきました。
長期ビジョン「TUS VISION 150 Plus」
社会の変化や多様化する大学への要請に応えるため、学校法人の運営および財務体質の健全性を維持しながら、建学の精神に基づく教育研究活動を推進していくことが重要となります。そのために法人と教学が共通の認識のもと相互に連携しながら、本学の持続的な発展に向けた取り組みを着実に実行していくことが求められます。
本学では、これまで長期ビジョン「TUS VISION 150」を示し、創立150周年を迎える2031年を見据え、本学の目指す方向性を"日本の理科大から世界の理科大へ"とし、創立150周年時における「理科大の姿」を描き出すことで、今後の進むべき道筋を明らかにしました。
一方で、本学を取り巻く外部環境が急速に変化していることを踏まえ、今後の本学の取り組みのマイルストーンを示す次期中期計画の策定にあたり、創立150周年となる2031年、さらにその先の社会を見据えた長期ビジョン「TUS VISION 150 Plus」を策定・公表することといたしました。
この「TUS VISION 150 Plus」では、新たに「ー世界の未来を拓くTUSー」を掲げ、本学が果たすべき役割や目指す将来像を明確にし、その実現に向けて展開していきます。
長期ビジョンの実現に向けて
東京理科大学は、長期ビジョン「TUS VISION 150 Plus」をもとに社会の発展に寄与し、より一層の貢献を果たすことを目指していきます。その実現に向け、日本における技術革新の原動力となり得る人材を育成するとともに、各分野を牽引する研究成果を創出することで、科学技術の発展に寄与し、国際社会に貢献していきます。こうした取り組みを通じて、世界において広く認められる大学を目指します。そのために、本学は長期ビジョン「TUS VISION 150 Plus」を指針とし、以下の「理科大の姿」を具現化していきます。
『理科大の姿』
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科学の知を社会に活かしイノベーションの創出に貢献する人材の育成
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基礎から応用まで世界をリードする分野横断・融合的な研究の推進
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多様性に富む学際的人材や国内外のステークホルダーが集う場の形成
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ブランド価値を高めながら教育研究に専心できる基盤の維持
この長期ビジョン「TUS VISION 150 Plus」に掲げる「理科大の姿」を具現化し、本学が我が国の理工系総合大学の旗手として持続的に発展していくために果たすべき役割を明確にしていきます。