資料館スタッフブログ

トーラス

こんにちは、冬になり家の隙間風で週に一回は風邪をひいているF.T.です。

11月に行われた理大祭期間中に展示物の製作者である先生がいらっしゃり説明をしていただく機会がありました。    

この企画展での僕の担当は企画展室の中央の机に展示されている多面体やトーラスという模型の展示物です。トーラスとはドーナツのような形をした立体のことで、数学や物理の世界でよく出てきます。

展示物の中には回転体(円を円運動させることによりできる立体のことです。)を3Dプリントしたものがいくつかあり、それぞれ円運動の向きや方向が異なります。それを頭でイメージして理解するのにとても苦労しました。手で円を作り実際にやろうとすると手首を人間が曲げてはいけない方向にまで曲げなければならず、企画展の間のお客様への説明は腱鞘炎を覚悟して手首を曲げ続けました。(腱鞘炎にはならずに企画展を終えることが出来そうです。)

僕は数学科なので、今回数学に関係の強い企画展に携わることが出来たことをとても嬉しく思います。理大祭中、資料館でのお客様との会話もとても楽しむことができました。

本企画展は12月10日まで開催しております。ご来館お待ちしています。

mokei
先生に展示品について説明を受けている様子