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サクライ マサユキ
櫻井 雅之  准教授
東京理科大学 研究推進機構 生命医科学研究所
プロフィール | 研究シーズ | 研究室紹介 | 担当授業(23件)
レフェリー付学術論文(23件) | レフェリー付プロシーディングス(1件) | 著書(17件) | 学会発表(40件)
グループ バイオ
研究・技術キーワード 核酸化学、RNAiノックダウン法、核内RNAノックダウン法、ゲノム編集法、核酸修飾網羅的解析法
研究・技術テーマ
  • RNA鎖におけるイノシン(アデノシン脱アミノ化修飾)高精度次世代シークエンス解析
  • RNA鎖・DNA鎖における各塩基修飾検出解析
  • 細胞内核酸分子導入による遺伝子ノックダウン(RNAi)/CRISPR型ゲノム編集/遺伝子発現技術(ベクター)
  • 試験管内人工活性核酸分子整形術
  • 非CRISPR型ゲノム編集技術開発
研究・技術内容 哺乳動物細胞におけるゲノムDNAおよびRNAにおける塩基修飾の発見・検出技術開発・生物学的機能解析を行っている。 また、これら内在性塩基修飾を応用した人為的任意部位のゲノムDNA・RNAの塩基修飾・編集・変異導入技術の開発を行っている。 一方、新規に発見された機能未知なゲノム構造・配列成分・RNA鎖の機能解析を可能にするため、これらを細胞外から導入する技術の進展を行い、かつ各因子の精製技術および人工合成技術を活用して、これら機能を試験管内で再現するため技術を有している。
産業への利用 核酸化学を応用した新規ゲノム編集法の開発と、これをさらに発展させた核酸を利用した創薬開発を中心とした産業応用を目指す協力者を探している。 また、DNA及びRNAの塩基修飾や特殊構造を検出可能とする次世代シークエンス解析のさらなる発展開発できる共同研究パートナーを探している。 さらに、次世代シークエンス以外の手法、例えば塩基修飾特異的抗体の特異性向上開発、及び他の新技術を応用した塩基修飾技術の開発パートナーを探している。
可能な産学連携形態 共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談および指導、国際的な産学連携への対応
具体的な産学連携形態内容 2006年4月~2009年3月:社団法人バイオ産業情報化コンソーシアム(JBIC)所属 機能性RNAプロジェクト特別研究員としてA-to-I RNA編集機構の新規検出技術の開発、次世代シークエンス解析に応用によるヒト脳の転写産物におけるRNA編集部位の網羅的な同定と機能解析を行った。研究成果に関しては産業への応用も考えて以下の様に特許を申請した。 ・Sakurai, M., and Suzuki, T., “Method for detection of inosine-containing site in RNA”. WO07018169A1, 7 Aug 2006. ・特開2008-259425 「RNA中のイノシン化部位の検出方法」, 櫻井雅之, 鈴木勉 2008年10月30日公開, 特願2005-229335, 出願日2005年8月8日. 本成果による同定精度は97%と世界最高のものであり、実験書への採用やNature Methods誌のMETHOD OF THE YEAR 2016 (Li, 2017, 14, 23-31)に選ばれるなど、多数の総説誌でも紹介され、実際の研究に用いられている。
その他所属研究機関 総合研究院ヒト疾患モデル研究センター、総合研究院核酸創薬研究部門
所属研究室 研究推進機構生命医科学研究所分子病態学研究部門櫻井研究室
所有研究装置 一般的な分子細胞生物学研究用装置類。ただし特にRNA用電気泳動装置とRNA免疫沈降法用の一連の装置は備えている。
SDGs
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